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アダルトチルドレン、毒親育ちを克服したブログ 一人で苦しみを乗り越えようと思うことをやめる

毒親を許せない苦しみから抜け出す -許す方法とトラウマを克服するには-

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毒親を許せないと思っていた

私は毒親育ちで、子供のころ家庭の中で自分の味方はいないように感じていました。
健全な家庭環境で育ったら、もっと違う人生があったのだろうかと思うことがありました。

そんなこと思っても意味がないと分かっていても、思わずにはいられませんでした。

なんとかして自分を保つことに必死だったのです。
うまくいかない原因を家庭環境のせいにしないと、自分をどう保っていけばいいのか分かりませんでした。

だけど長い間ずっと生きづらさを感じていましたが、やっと今は立ち直ってきたと感じます。

毒親を許せないと思っていた私が、どうやって親を許すことができたかを書いていきます。

毒親を許すということは

毒親を許さなくてもいい、という言葉を見ました。
私はどちらでもいいと思うのですが、自分を大切にするうえで、最終的には許した方がいいと思っています。
親に限らず、人を許さないで生きていくのは、とてもしんどくて苦しいからです。

傷つけた行為を許すことと、人を許すことは違うと私は思っています。

どんな原因があったとしても、人を傷つけていい理由にはならないけれど、許せない気持ちを自然に手放すことはできるかもしれません。

どうやって手放していくのかというと、自分が関心を向ける対象を、自分を傷つけた人(親)ではなく、自分を支えている周りの人に少しずつ変えてみることだと感じます。

私は、親から傷つけられた過去の出来事を書いて、その出来事に対して自分は親から本当はどうしてほしかったかを書き出すワークをしたことがあります。
そして最後に許しましょうと書かれていました。

私にとってそれは、とても辛かったです。

過去を書き出したことで、さらに傷つき悲しくなったし、本当はどうしてほしかったかを書いても、過去を変えることなんてできないからです。
傷つけられた記憶を思い出して苦しむだけで、許すことなんてできませんでした。

過去を変えることも、傷つけられた行為を変えることも、親を変えることもできないのです。

だけど、過去と向き合って消化できなくても、今私を支えている周りの人に関心を向けていくことで、少しずつ傷ついた思いを手放していけたのです。
手放していけたとき、傷ついた過去を思い出すことも自然に減ってきました。

自分の感情がそこまで親で支配されなくなるからです。

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今の自分が苦しまない方法を選択したらいい

許せないと感じている人を、誰も責めたいわけではありません。
許せない自分を否定する必要はないということから「許さなくていい」という言葉が出てきていると思います。

自分を責めない方法を選択したらいいと思います。

許せないのだったら、許さなくていい。
自分の気持ちを素直に受け入れることが大切です。

今の自分が苦しまない方法を選択したらいいと思います。

毒親を許せない原因は、今も苦しんでいるから

だけど、不運な目にあった人が、その先ずっと悲しみを抱えて生きていくしかないのだろうか。
そこから立ち直る可能性はないのだろうか。

苦しみを抱えている人が、どうして苦しみを抱えて生きていくしかないのだろうかと思うのです。
ずっと苦しみを抱えて生きていくのはしんどい、自分が自分らしく生きる可能性があることを信じたいと思っているだけなんです。

親を大切にしないといけないとか、だからどんな親のことも許した方がいいとか言いたいわけではありません。
人を恨んで生きていくのは苦しい、そう思うからできれば許した方がいいと思っているのです。

私自身、親を恨んでいるときが本当に苦しかったです。
許せない原因は、過去に傷つけられたことで現在も苦しんでいるからです。

一人で乗り越えなくていいと思うのです。
人と共に乗り越える意識を持つことが大切です。

自分の傷のすべてを他者が理解できなくてもいい

自分の傷ついた過去をすべてさらけ出せなくてもいいと私は思っています。
私は親しい人にも、自分の傷ついた過去のほとんどを話していません。

自分の傷を、他者が理解して直接癒すことができなくても、日々人と共に生きていくなかで、自分の気づかないところで、少しずつ自分の抱えている心の重荷を手放していることもあるかもしれません。

人と支え合って生きていくなかで、自然に自分の抱えている傷が癒されていることもあります。

自分がどんな傷を抱えているかよりも、どうやって立ち直っていくかが大事です。

自分の傷のすべてを他者が理解できなくても、自分の傷のことを何も知らない誰かが、自分の傷を癒していることもあります。

良い状態も悪い状態も、ずっと続くわけではないと感じます。

心が不安定なときは、自分が安心できる方法を考えたらいいと思います。
そして少し気分がいいときは、自分がいかにその瞬間を楽しむかに必死になるよりも、自分を包み込む周りの存在に少し関心を向けてみるのもいいと思います。

自分が気がつかないところで、日々自分の心を癒そうとしている存在に気がつくかもしれません。

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許すために大切なこと

許すために大切なことは、自分を肯定することだと思っています。
自分は自分でいいんだと思えたら、許せない気持ちも自然に手放していけるかもしれません。

どんなに人から傷つけられたとしても、自分には誰にも傷つけることのできない価値があります。
どうやって自分の価値を信じていくか、そのままの自分を否定しないことから始めたらいいと思います。

自分を否定する感情は今の自分を苦しめています。
どうして苦しいか、そのままの自分でいいと本来思っているからです。

自分の弱さや欠点は、自分にとってマイナスなものではありません。

自分の行為の結果が悪かったからといって、それを責めないこと。
自分の足りない部分、達成できていない部分にばかり注目しないこと。
自分と他者を不必要に比較しないこと。
自分の主観的な判断を絶対だと思わないこと。
自分に向かって否定的な表現を使わないこと。

引用元:野田 俊作 『勇気づけの方法 (アドラー心理学を語る4)』

そして苦しみを一人で乗り越えようと思わないこと、誰かと共に乗り越えていく、そのために自分の周りの人に関心を向けていくのも大切です。

無理に許そうとはしないで、いつか自然に許せない思いを手放すために、自分を否定しないこと、人と共に生きていく意識を持つことが大事だと私は感じます。

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